「およげ!たいやきくん」考

2017.12.13 Wednesday

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    この歌、こどもに聞かせていて、ふと気づいた。

    なかなか辛辣な社会風刺なんですね。

     

     

    毎日、毎日、同じ型にはめられて量産されるたいやき(=学生、サラリーマン)

     

    ある日、その中の1人が店のおじさん(先生、上司)に反抗し、海に逃げ込んだ。

     

    しばらくは海の底(社会の底辺)で自由きままな生活を楽しんだが

     

    だんだんと食うに困り、とうとう餌(罠)に騙され、釣り上げられてしまう。

     

    どんなにどんなにもがいても、針は喉からとれない。

     

    やっぱり僕はただのたいやきさという諦めとともに

     

    最後は釣り人に食べられてしまう。

     

     

    高度経済成長以降、自由に生きる事のできなくなったサラリーマンの

    悲哀の歌なんじゃないだろうか。

     

    うーん。

    これを子ども番組でやっていたというのは、

     

    「自由に大海原へ出ようなどと思うなよ。この社会からは抜け出せないんだぞ」

    という刷り込みだろうか。

     

    それともタイトルに「およげ!」とあるように、

    危険いっぱいの社会でも自分の力で泳いで行け!

    と鼓舞してるんだろうか。

     

    どちらかはわからないが、後者であってほしいと願う。

     

    自分で餌をとる術と、罠を見抜く知恵があれば、たいやきくんはずっと

    海で楽しく暮らせたはずなのだ。

     

     

     

     

     

     

     

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    2018.08.17 Friday

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