ランドセルメイキング

2017.11.06 Monday

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    その3 肩ベルトの制作。

     

     

    折り曲げる部分は裏革を曲げながら接着します。
    こうすることで革の伸び率が減るので強度が増します。

    中には補強テープも仕込んであります。

    これでもか!というほどの強度。

     

     

    接着後、実寸で切り出して、コバ(革の断面)にやすりをかけて磨き、穴あけまでしました。

    いろいろとこだわりはありますが、キリがないのでまた今度。。

     

     

    パーツと合体。縫いました。これが肩ベルトの下部分。

     

     

    ベルトの上部、肩に当たる部分のクッション材です。
    形に合わせてカッターナイフでモデリング。

    すべて独学でやってるんで、普通はどうするのか分かりませんが、多分こんな手間のかかることはしませんね。。

     

     

    これを貼りーの

     

     

    布を貼りーの。

     

     

    布は倉敷帆布。

    現在は廃番となった「シャトル織機」を使い織っています。独特の質感・風合いがあります。

    何よりイメージ通りの色があってよかった!

     

     

    で、渾身の手縫い!

    続く。。

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    2017.11.06 Monday

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      その2 染め

       

       

      染色。

      革は生き物なので、個体差や部位によって染まりやすかったり、ムラになったり、毎回違います。

      染料との相性や気
      温、水温、様々なものが関係してきます。

      今回は緑。原色そのままの緑だとどうもバカっぽい(?)ので、何色か混ぜて使います。

      希望の色になるまで、何度も何度も塗り重ねます。

      目指すのは、頭よさそうな緑!(←頭悪そうな表現。)

       

       

      で、こんな感じになりました。

      ディープフォレストグリーンと名付けます。

      頭よさそう?


      次回に続く。。

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      2017.11.06 Monday

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        制作の行程をリアルタイムでお届けします!

        その1 切り出し

         

        何はともあれ革包丁を研ぎます。

        刃物の切れ味は作品のクオリティーに直結します。

         

        ”研ぎ師”という職人さんがいるほど難しく奥深い作業です。

        以前は研ぎ上がりに納得いかず、気がついたら一日中研いでいて、カミさんに呆れられた

        こともありました。。

         

         

        今回使うのは、国産の多脂ベンズ。

        9〜11月に入る上質な原皮のみを使用し、
        渋槽で2〜3ヵ月じっくり時間をかけ丁寧になめされています。

        ”ベンズ”とは牛の背中からお尻にかけての、特に繊維の詰まった丈夫な部位です。

        革の厚みをどうするか、かなり悩みました。

        厚めの一枚革でつくるか、薄めにして芯材を入れるか。
        一枚革も魅力的ですが、耐久性と軽さを考慮して、

        今回は薄めにして芯材を入れることにします。

         

         

        切り出し。

        革の繊維の方向を見極め、キズや汚れをよけながら適材適所でパーツを取っていきます。

        無駄なく、効率良く取るのも、大事です。

        出来るかぎり最高のものを作りたい気持ちと、材料になってくれた牛さんへの感謝と責任。

        革に刃を入れるときはいつも緊張します。

         

         

        切り出しました。

        次回に続く。。